本記事では、「驚異の日本の約3,625倍の銀行金利の海外口座を利用してみた」というテーマで記事を書いていくぞ。
現在、日本では、円安が続き、海外に移住する富裕層や外貨での資産運用を検討する中間層・富裕層が年々増えている…
投資の原則として、初めに「通貨を分散する」というのは、基本の考えになるんだ。
「日本にいながら、海外口座の開設」に興味がある方には、有益な情報提供になると思います。
海外口座を開設するメリットは以下3つです。
- 日本に比べて、金利が圧倒的に高い
- 為替変動への耐性が強くなる
- 複雑な運用が不用
それぞれ、わかりやすく解説していくぞ。
1:日本に比べて、金利が圧倒的に高い
日本の銀行の平均的な金利は0.001%です。これは、100万円を預金したとしても、1年でたった10円の利息しか得られません。これではどんなに大金を預けたとしても、資産形成は望めないでしょう。しかし、海外銀行なら1%~3%の金利は当たり前で、中には10%の高金利を設定している銀行も存在します。海外の銀行口座の開設を検討する人の多くの理由は、この高金利と言えるでしょう。
Q.どうして海外の銀行口座は、そんなに金利が高いの?金利が高いと怪しく感じてしまいます…
A.日本人の超低金利に慣れている常識で考えると「何か裏があるのでは?」と思うのは、当然です。しかし、日本でも高度経済成長期には、「10年定期で12%の金利」という時代がありました。つまり、国が人口増加や経済成長をしていれば、高金利が実現可能ということです。
2:為替変動への耐性が強くなる
日本円だけで資産を保有していると、円の価値が大幅に下落した場合、大きな損失になります。日本円は2022年10月に「1ドル=150円台」の記録的な円安に突入し、2023年に入っても回復傾向が見られません。
Q.円安って海外旅行に行く人しか関係ないんじゃないの?
A.円安は、輸入品の仕入れ価格が上がり、食品やエネルギー価格が高騰するのだ。今まで100円で海外から仕入れしていた燃料が150円で仕入れをするとなると大幅に燃料費が高騰する。つまり、日本円だけ保有している人は、直接的に大きな損失に繋がるのだ。
上記のように、為替変動に備える意味でも、外貨を持つのはリスクを回避できる選択肢になります。
3:複雑な運用が不用
海外銀行の預金も、日本の銀行と基本的には同じです。決めた金額を一定期間預金する「定期預金」、自由に預け入れ・引き出しができる「普通預金」などがあり、預金して終了です。株式投資などは企業や銘柄の価値を見極めるの手間を考えると、手離れが良く、複雑な運用は必要ありません。
以上が海外口座を開設するメリットになります。
続きまして、日本にいながら口座を開設した方法と手順について説明します。本来であれば、海外口座を作成するとなると大きな費用がかかります。
- 基本現地に赴き口座開設をする(渡航費)
- 通訳などサポーターの添乗が必須 (サポート費用10万〜)
- 高額なデポジット (10万~20万)
と中々骨が折れる手順が必要です…。
では、私は実際にどのように日本にいながら海外口座を開設したのか?解説していきます。
私が、利用したサービスは「Paycard」というサービスです。Paycardは、JDB銀行と提携したWallet Payment Systemです。(簡単に言えば、海外口座のネットバンキングということです)
このサービスの優れているところは、ウォレット(ネットバンキング)、JDB銀行の口座開設、VISAデビットカードの発行までワンストップで完結するところです。
それでは、以下の5つの手順で説明していきます。
- JDB銀行とは?
- JDB銀行のメリット
- 開設方法
- 利用開始までの流れ
- よくある質問
1:JDB銀行とは?
JDB銀行とは、ラオス国内最大手の民間銀行で、インターナショナルバンクとしてラオスの金融機関を牽引している存在です。
1989年10月に設立されたラオスで最も長い歴史を持つ銀行です。また、ラオス国内で初となるオンラインバンキングやスマートフォン対応アプリの提供でも注目を集めています。
- スマホ・PCよりオンラインで申し込み可能
- 日本人サポートが受けられる
- 安い手数料と少額デポジットでカード発行
デビットカード発行費用 : 500ドル
デポジット : 300ドル
上記の金額で米ドル建ての口座開設ができます。1ドル150円計算で、約75,000円(500ドル)のカード発行手数料とデポジット約45,000円(300ドル)で口座を開設することができます。海外に赴き口座開設をする渡航費(航空券・宿泊費・交通費)や現地での通訳サポーターの費用を考えると格安で口座開設が可能です。
預金金利に関しては以下の通りです。
普通預金の金利 : 年利1.5%
定期預金の金利 : 年利6%〜7.25%
※1年定期6%、3年定期7.25%
日本の定期預金が0.002%のため、100万円を1年預けても、たった20円の利息。ラオスなら100万円を1年預けて、60,000円の利息ということです。
更に、日本人のサポートを受けられるカスタマーセンターもあるため、言語に自信がない方でも安心して利用することができるということです。
2:口座開設の手順
続きまして、口座開設の手順について説明します。
ラオスのJDB銀行の口座開設は、以下から開設することができます。
※ウォレット(インターネットバンキング)は無料で誰でも登録できます。口座に入金するためには、VISAデビットカードの発行が必要となりますので、口座開設の料金が発生します。
まずは、JDB銀行Wallet Payment Systemのウォレットを開設するための会員登録を行います。メールアドレスとパスワードを入力します。
次に、登録したメールアドレスに認証メールが届くので、認証リンクをクリックします。
認証が完了すると、ログイン画面に遷移します。登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
入力が完了すると、ウォレットの開設が完了です。このように自分のウォレットにアクセスをすることができます。ユーザー情報の記入から手続きを進めていきましょう。
その後の流れは、JDB銀行Wallet Payment System「Paycard」公式サイトのユーザーガイドがわかりやすいので、確認しながら、手続きを進めましょう。
このように、日本にいながら海外口座を開設することができて、ドル建て預金をすることができます。
個人的には、VISAデビットカードは世界中のATMで引き出すことができるのは、魅力的です。
以上が、私が日本にいながら海外口座を開設した方法と手順になるので、参考になれば幸いです。
最後に海外口座の開設をおすすめできる人について説明しよう。
- 今後の為替変動のリスクを減らし、資産を守りたい人
- 分散投資先の一つで検討を考えている人
- 世界中で現地の通貨が必要な場面が多い人
- 海外にいる家族や友人、取引先へすぐに安い手数料で海外送金をしたい人
上記に該当する人にはおすすめできます◎海外口座を検討されていた方は、参考にしていただければと思います。
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